東京電力は5月16日、電力を確保するため、茨城県にある同社の常陸那珂火力発電所敷地内にガスタービンなどを緊急的に設置すると発表した。
緊急設置する電源は2万5700kWのガスタービンが2台、1500kWのディーゼル発電設備が64台、1030kWのディーゼル発電設備が26台、850kWのディーゼル発電設備が93台で合計約25万kW。夏の電力需要が増加する7月から運転開始する予定だ。
同社では今後も電力の供給力の増強に向け、早期に電力供給が可能な電源の設置について検討していくことで、夏の計画停電を回避していく方針だ。