みちびき、都市部での測位率改善を確認

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
銀座での「みちびき」による測位率改善効果
銀座での「みちびき」による測位率改善効果 全 4 枚 拡大写真

JAXA(宇宙航空研究開発機構)と三菱電機は16日、準天頂衛星初号機「みちびき」の測位信号により都市部での測位率改善を確認したと発表した。

【画像全4枚】

JAXAと三菱電機の共同研究では、測位衛星の見通しの悪い都市部において天頂方向に位置する「みちびき」の測位信号を使用した測位実験を実施し、超高層ビルの立ち並ぶ新宿および細街路の多い銀座において、GPS衛星に「みちびき」が加わることで、測位率が大幅に改善することを確認した。

この測位率の改善の効果として、低コストのジャイロスコープを用いたナビゲーションシステムで、新宿副都心周辺の道路で走行車線の識別を行うことが可能であることが実証できたほか、高精度が要求されるGPS測量でも作業可能なエリア、時間の拡大も確認できたとしている。

JAXAでは引き続き測位信号の精度・信頼性向上などの技術実証を行い、三菱電機は今回の成果に基づき、カーナビや位置情報サービス分野での「みちびき」の利用を目指し、アプリケーション検証を進めていくとしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る