英国からEVスポーツ、0-96km/hは5秒以下…デルタ E-4

エコカー EV
デルタモータースポーツのデルタ E-4
デルタモータースポーツのデルタ E-4 全 4 枚 拡大写真

英国のデルタモータースポーツ社は9日、新型EVスポーツカーの『デルタE-4』を発表した。

同社は2005年、英国シルバーストンに設立された新興メーカー。サイモン・ドーソン氏とニック・カーペンター氏の両氏が中心となって、オリジナルEVスポーツカーの開発を進めてきた。

デルタE-4の最大の武器は軽さ。2ドアクーペボディには、カーボンコンポジット製シャシーが使われ、わずか85kgの重量を実現した。この重さは通常のスチール構造と比較して、3分の2以下。それでいて、欧州の衝突安全基準を満たすという。

モーターは、オックスフォード大学やオックスフォードのYASAモータースと共同開発した。2個のモーターがそれぞれ、後輪をダイレクトに駆動する。1個のモーターが最大出力120ps、最大トルク61.2kgmを引き出す。

強力なモーターの効果で、0-96km/h加速5秒以下、最高速240km/hの実力。1回の充電で、最大322kmを走行できる実用性も確保している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る