インドのタタモーターズは13日、4月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は8万7114台。前年同月比は12%増と、2か月ぶりに2桁台の伸びへ回復した。
乗用車の販売台数は、前年同月比6%増の4万5935台。インド国内では、超低価格車の『ナノ』が1万0012台を販売し、前年同月比は184%増を記録。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、15%増の3843台と引き続き売れている。
また傘下のジャガー&ランドローバーは、前年同月比9%増の1万9431台。その内訳は、ランドローバーが14%増の1万6352台。一方、ジャガーは13%減の3079台と、明暗が分かれた。
商用車の4月世界販売は、4万1179台。前年同月比は20%増と、高い伸びを維持している。