日産ゴーン社長、いわき工場の基礎強化に30億円投資

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日産自動車いわき工場。30億円を投資し、くい打ちなどにより基礎を強化する
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は17日、福島県のいわき工場で記者団と懇談し、同工場の基礎を強化するため今年度に30億円規模の投資を行う方針を明らかにした。

エンジン生産拠点であるいわき工場は、東日本大震災で同社の事業所としては最も大きな被害を受けた。同日、計画を上回るスピードでフル稼働が可能な状態に復興した。

しかし、震災時は特に地盤沈下の発生が大きな問題として表面化した。ゴーン社長は「予防措置によって生産への影響を最小限に抑えることが可能と分かった」とし、これまでの復興投資に加え、一段の災害対策を講じることにした。

計画では、今年度中に工場内の地盤にくい打ちなどを施す。順次、生産工程ではライン休止が必要だが、同工場からのエンジン供給には支障がでないよう計画的に取り組んでいく。

《池原照雄》

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