路面電車にパトカー仕様が誕生 京都

自動車 ビジネス 企業動向
京福電鉄嵐電パトトレイン(嵐パト)
京福電鉄嵐電パトトレイン(嵐パト) 全 2 枚 拡大写真

「嵐電」の愛称を持つ京福電鉄(京都市)はこのほど、パトカー塗装の電車の運行を開始した。同社の電車「モボ101型」の105号車をパトカー塗装にラッピングした。愛称は「嵐電パトトレイン(嵐パト)」。運行期間は2011年5月10日〜2012年3月31日。

子育てを支援する地元のNPO団体「みのりのもり劇場」が企画し、右京警察署や右京防犯協会に提案。嵐電の走行区間のほとんどを含む京都市右京区が賛同した。ヘッドマークには右京区制定80周年、車体側面には「みんなでまもる右京のあんぜん」のメッセージが描かれた。車内には協賛企業のポスターを展示している。

嵐パトの運行は毎日09時00分〜16時00分で、1時間あたり1往復の予定。ただし、車両点検などの都合で運休する場合もある。なお、嵐パトの運行期間中は地域団体の協力でイベントや交通安全教室などが開催される予定。オリジナルグッズの制作販売も検討中という。公式サイトを通じて情報を発信するほか、Twitterの公式アカウントも存在する。

パトカー塗装となった「モボ101型」は、1929年に武庫川車両工場で6両が製造された。1975年に車体を新造して現在の姿になった。定員は100名、座席は40人分。105号車はかつて「KILIN 生茶」のラッピング塗装が施されていたとのこと。

《杉山淳一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る