旭テック通期決算…自動車向け好調で黒字化

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旭テックが発表した2011年3月期の連結決算は、営業利益が23億3700万円と大幅増益となった。

売上高は前年同期比25.4%増の730億2200万円と大幅な増収となった。鉄鋳造鍛造事業は、新興国向けのトラック・建設機械の需要が回復、国内での新規顧客獲得なども増収につながった。

軽合金事業は、国内は震災の影響があったものの、エコカー補助金制度終了に伴う駆け込み需要で自動車関連の売上が増加したのに加え、タイの需要も増加した。

収益では、為替差損や原材料価格高騰の減益要因があったものの、増収効果やコスト削減効果で経常利益は17億6600万円と黒字に転換した。当期純利益も1億5500万円の黒字となった。

今期の通期連結業績見通しは、東日本大震災の影響で合理的な算定ができないことから公表を見送った。

《レスポンス編集部》

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