【人とくるまのテクノロジー11】電動バイクの試乗が人気

自動車 ニューモデル モーターショー
人とくるまのテクノロジー11
人とくるまのテクノロジー11 全 3 枚 拡大写真

人とくるまのテクノロジー展は、産業展ながらクルマ関連の技術を中心とした展示会。したがってクルマに触れたり乗れることを楽しみしている来場者は少なくない。

【画像全3枚】

昨年もエコカーの試乗コーナーが設けられていて、ホンダ『CR-Z』や三菱『i-MiEV』、スバル『プラグインステラ』といったハイブリッドカーやEVの市販車のほか、『プリウス』のプラグインハイブリッドや日産『エクストレイルFCV』、マツダ『プレマシーハイドロジェンREハイブリッド』といった試作車の同乗試乗が行なわれ、盛況だった。

今回は『フィットハイブリッド』やレクサス『CT200h』、日産『リーフ』、スズキ『スイフト・レンジエクステンダー』などが加わり、試乗コーナーがより充実したのだった。

さらに今年は電動二輪車の試乗コーナーも設けられていた。これはホンダの『EV-neo』、ヤマハの『EC-03』といった電動バイクと、ヤマハの電動アシストサイクルの試乗ができるというもの。電動バイクはどちらもすでに発売済みの商品ながら、意外なほど試乗コーナーには人が集まっていた。しかも電動アシストサイクルよりも電動バイクの方が人気が高そうだ。

アジアの周辺国から視察に来たエンジニアたちが日本の電動バイクの実力を試してみたいという理由もあるだろうが、どうやらそれだけではなさそうだ。東日本大震災によって電動スクーターへの関心が高まった現在、輸入販売している日本の業者や、これから部品等の開発を検討している会社のエンジニアも相当数居る印象だ。

日本は、EVや電動バイクの普及率は高くはない国だが、技術レベルはやはりピカイチ。これから国産電動バイクが急速に発展して、日本でも普及率が高まっていくことになりそうだ。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、サーファー向け「Rip Curl Vision」提案…バギー仕様がベース
  3. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  4. トヨタ『アイゴX』改良新型、欧州Aセグ初のフルハイブリッド生産開始…「GRスポーツ」も設定
  5. 光岡自動車、トヨタ『グランエース』と『アルファード/ヴェルファイア』ベースの霊柩車・寝台車の受注開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る