トヨタ、インドネシア工場の生産能力を4割増…新型車生産も

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キジャン・イノーバ 東南アジアなどで現在販売されている戦略車
キジャン・イノーバ 東南アジアなどで現在販売されている戦略車 全 2 枚 拡大写真
トヨタ自動車は5月25日、アジアでの自動車需要の増加に対応するため、インドネシア工場の生産能力を増強すると発表した。

インドネシアでの車両生産会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)がインドネシアの市場拡大と顧客ニーズの多様化に対応するため、カラワン工場の生産能力を2013年初頭に現在の4割増となる年産14万台に増強すると発表した。

今回の生産能力の増強に伴う投資額は約165億円。成長するインドネシア市場で顧客ニーズに対応した新たな車種の生産も追加する予定。

生産能力増強に伴って新規雇用も予定している。

トヨタは、1971年にインドネシアでの輸入・販売事業を開始し、今年で40周年を迎える。1977年にはアジア向けの車として開発した『キジャン』の現地生産を開始したのに続いて2004年からはIMVシリーズの主要生産拠点として、ミニバン『キジャン・イノーバ』の生産を開始した。2006年にはSUV『フォーチュナー』の生産も追加した。2010年からはIMVシリーズ、『アバンザ』を合計10万7000台生産した。そのうち、約4万5000台はタイ、フィリピン、中近東などに輸出している。

《レスポンス編集部》

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