三菱自動車が発表した4月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比31.7%減の2万7481台と、2か月連続でマイナスとなった。
東日本大震災の影響で減産しているためだが、他社と比べてマイナス幅は小幅だった。
国内販売は同18.9%減の8700台と、8か月連続で前年を下回った。震災の影響で新車の供給が滞っている。国内シェアは前年よりも2.0ポイント上がって5.2%となった。
輸出は同30.1%減の1万9491台と2か月連続のマイナス。北米向けが同40.3%減、欧州向けが同13.0%減、アジア向けも同28.0%減となった。
海外生産は同2.6%増の4万0758台と4か月連続で前年を上回った。欧州が同33.4%減と大幅に落ち込んだものの、アジアが同3.6%増、北米も同38.5%増と好調だった。
総生産台数は同14.6%減の6万8239台と2か月連続マイナス。