スズキ、インド新工場建設について「慎重に調査」

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マルチスズキが生産するワゴンR
マルチスズキが生産するワゴンR 全 1 枚 拡大写真

スズキは1日、インド事業に関する一部報道について「何も決定しているものはない」とのコメントを発表した。

朝日新聞が同日付の朝刊でインドに新工場を建設し5年以内に稼働すると報道した。約1100億円を投資し、インド西部のグジャラート州に建設するという。インド子会社のマルチ・スズキの幹部の話として伝えた。新工場の生産能力は100万台になる可能性もあるという。

これに対しスズキは、インドの2つの完成車工場のうち、グルガオン工場は建設から30年が経過して老朽化しているとし、建物や設備を更新する必要があるため2~3か所の工場建設用地の調査を行っていることを明らかにした。報道のあった州もその一つだが「2001年にインド西部大地震があった地域でもあり慎重に調査している」という。

マルチスズキでは今年秋に年産25万台のマネサール第2工場が稼働。さらに2012年秋にも第3工場が稼働し、生産能力は年間170万台と現在より50万台増える計画だ。

《編集部》

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