ルノー、自動車業界最大の太陽電池プロジェクトを実施

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ルノーの太陽電池プロジェクト
ルノーの太陽電池プロジェクト 全 2 枚 拡大写真

ルノーは5月31日、スペインのゲスタンプ・ソーラー社との提携により、フランス内の工場に太陽電池屋根パネルを設置することで、自動車業界では世界最大の太陽エネルギープロジェクトを立ち上げると発表した。

このプロジェクトは、ドゥエ、モーブージュ、フラン、バティイ、サンドゥーヴィル、クレオンの各工場で実施される。総面積は45万平方mで、サッカー場60個分に相当。発電能力は60MW(メガワット)で、これは人口1.5万人の都市の消費量に近く、年間3万tものCO2排出を削減する。

具体的には、ドゥエ、モーブージュ、フラン、バティイ、サンドゥーヴィル各工場では配送センターの屋根、モーブージュとクレオン工場では従業員用駐車場の屋根に、ソーラーパネルが設置される。

今回の決定は「ルノー2016/ドライブ・ザ・チェンジ」と名付けられたプロジェクトの一部で、2013年までにCO2排出量を10%削減し、13年から16年までの間でさらに10%ダウンを目指すという計画に基づいたものである。設置工事は6月中旬から始まり、2012年2月に完成を予定している。

《森口将之》

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