強制抑止を試みたパトカーに逃走車突っ込む

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5月29日午前5時10分ごろ、大阪府大阪市都島区内で、職務質問を振り切って逃走した乗用車が、先回りして道を塞いでいたパトカーに衝突する事故が起きた。運転していた若い男は車両を放置し、さらに逃走している。

大阪府警・都島署と東署によると、現場は大阪市都島区片町付近。約5分前の午前5時5分ごろ、大阪市中央区天満橋京町付近をパトロールしていた東署のパトカーが、交差点内の横断歩道上で停止している不審な乗用車を発見。運転者に職務質問するために同署員が近づいたところクルマは急発進し、そのまま逃走した。

東署のパトカーはただちに追跡を開始するとともに、周辺の一斉手配を要請。これに応じた都島署のパトカーが道を塞いで逃走車の強制抑止を試みたが、クルマはパトカーの手前で停止することなく、そのまま衝突してきた。

運転していた20歳代とみられる男は車両を放置して逃走。パトカーに乗っていた警官にケガはなかったが、公務執行妨害や器物損壊容疑で捜査を開始している。

警察ではクルマの所有者や使用者の特定を行うとともに、周辺の防犯カメラ映像を分析。逃げた男の行方を追っている。

《石田真一》

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