フォード、初の3気筒エンジン開発…1.0エコブースト

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォードのエコブーストエンジン(写真はフォーカスに搭載される1.6リットル)
フォードのエコブーストエンジン(写真はフォーカスに搭載される1.6リットル) 全 3 枚 拡大写真

フォードモーターは2日、環境性能に優れる直噴1.0リットル3気筒ガソリンターボ、「エコブースト」エンジンを新開発したと発表した。

この3気筒エンジンは、今後発売するフォードのコンパクトカーに搭載予定。フォードの歴史において、最も排気量の小さいエンジンとなる。

エコブーストのコンセプトに従い、直噴ターボを採用。さらに可変バルブタイミング機構の「Ti-VCT」も組み込む。シリンダーヘッド一体型のエグゾーストマニホールド、オフセットさせたクランクシャフトなど、環境性能向上策を徹底させた。

同社は新エンジンのスペックを公表していないが、1.0リットルの排気量でありながら、1.6リットル自然吸気エンジン並みのパワーを発揮するという。もちろん、燃費などの環境性能は高レベルと推測できる。

フォードはグローバル規模で、このエンジンを展開する計画。スペックなどの詳細は、9月のフランクフルトモーターショーで明らかになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る