自動車会議所豊田会長、日本経済の早期回復は可能

自動車 ビジネス 企業動向
豊田章一郎氏
豊田章一郎氏 全 3 枚 拡大写真

日本自動車会議所の豊田章一郎会長(トヨタ自動車名誉会長)は9日、都内で開いた同会議所の懇親会で挨拶し、日本経済の復興見通しについて「(自動車など産業界が)供給力を立て直せば、早期の回復は可能と見ている」と語った。

豊田会長は、大震災後の産業界の動きについて「サプライチェーンの復興などが想定以上に進み、生産の正常化は大幅に前倒しされている。わが国のモノづくりの力強さを改めて示している」と評価した。

そのうえで、「新興諸国など外需は好調に推移している」ことから、日本国内の生産回復が今のペースで進めば、外需の取り込みを経て早期の回復が描けると指摘した。

また、自動車産業としては「スソ野が広く、その動向は日本経済に及ぼす影響が大きいので、業界挙げてこの難局を乗り越えていきたい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る