全体相場は3日続伸。米国市場の下落を嫌気し売り先行で始まったが、円高の一服から買い戻しが入る展開。平均株価は前日比17円69銭高の9467円15銭と小幅続伸で引けた。
もっとも、東証1部全体の売買高のほぼ2割が上場来安値を更新した東電株に集中。市場全体では値を下げる銘柄が大半を占めた。
円相場が1ドル=79円台から80円台に下落したが、自動車株は軟調な展開。
ホンダが22円安の2958円と続落。トヨタ自動車が10日大引け後に行なう今期業績見通しの発表が市場の期待を集めているが、株価は20円安の3270円と小反落。いすゞ、スズキやマツダ、富士重工がさえない。
こうした中、日野自動車が6円高の438円と続伸し、ダイハツがしっかり。
日産自動車が778円、三菱自動車が95円で変わらず。