日野、ダカールラリー12に参戦決定…8年ぶりの新型で改造車クラス

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2011年、日野チームスガワラは20回連続完走を達成。鯉のぼりは“お約束”
2011年、日野チームスガワラは20回連続完走を達成。鯉のぼりは“お約束” 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は、「ダカールラリー2012」に参戦すると発表した。

同社は参戦20回目の節目となった前大会で、トラック部門「市販車クラス連覇」と「排気量10リッター未満クラス1-2フィニッシュ」を果たした。次回の2012年大会は、再び南米での開催が決まり、日野は、パートナーであるチームスガワラと共に「日野チームスガワラ」として参戦に向けて活動を継続することを決めた。

日野は3年後の2014年大会で総合5位以内を狙う高い目標を掲げた。このため2012年大会には、2004年大会以来、8年ぶりとなる新型車を製作、投入する。

次回参戦する新型車の製作は、主にシャシー・ボディの改造が中心となる。日野の『レンジャー』の耐久性・信頼性を維持しながら、ベース車として従来の「レンジャーFT」ではなく、フレーム組幅が広いため改造に適した「レンジャーGT」を採用する。

エンジンの加速性能アップと、搭載位置をミッドシップにして重量バランスの向上するとともに、前回大会でリアボディをアルミからカーボンにすることで200kg軽量化に成功したノウハウを生かし、さらに車両全体で200kgの軽量化を目指す。

車両戦闘能力を大幅にアップし、市販車でなくレーシング仕様の改造車クラスとして参戦する。足回りやパワーラインなどの性能の向上も順次実施する予定。

ドライバーは、大会史上最多28回連続出場記録更新中で、史上最多20回連続完走記録保持者の菅原義正選手と、エースドライバー照仁選手。

《レスポンス編集部》

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