ホンダの峯川尚常務執行役員は16日に発売した『フィットシャトル』の納期について9月までは2か月程度かかるとの見通しを示した。峯川常務は同日開いたフィットシャトル発表会で一部報道陣に対し述べた。
峯川常務によると現在、7000台の受注があり、このうち当初発売を予定していた3月に注文を受けた約3500台については「今月末には全て納車できるように、5月の連休明けから造ったものは全部回す」という。
一方、残りの3500台は一時中断していた受注を再開した6月2日からのオーダー分で、この3500台がすべて納車されるには9月前までかかるとしている。峯川常務は「生産を上げていくことでキャッチアップして9月以降は正常化したい」と述べ、9月以降に受注した車の納期は通常レベルの1カ月程度にまで短縮できるとの考えを示した。