トレーニングをもっと楽しくするGPSウォッチの上級版…GARMIN ForeAthlete410

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GARMIN ForeAthlete410
GARMIN ForeAthlete410 全 12 枚 拡大写真

GARMINのハイエンドモデルがさらに進化

GARMINのランニングウォッチはこれまで『ForeAthlete405』および同『110』『50』といったラインナップがあった。このうち405と110が今年5月末にバージョンアップ。それぞれ『410』『210』となってラインナップに加わった。ここではハイエンドモデルの『ForeAthlete410』を紹介しよう。

【画像全12枚】

ランニングウォッチとはジョギングなどの運動をサポートする様々な機能を持った、腕時計型のデジタルデバイスの総称。GARMINのランニングウォッチは、GPSを搭載しているのが大きな特徴で、カーナビと同じように現在位置を測位し、そのデータを活用することで走行ペースや走行距離を計測できる。

GARMIN以外のランニングウォッチでは、靴にポッドと呼ばれる加速度センサーを取り付けて、そのデータから走行ペース、走行距離を算出するモデルが多い(ただし、低価格なモデルでは走行ペースや走行距離を測定する機能そのものがない)。それらに対して、GPS方式は取り扱いが簡単で精度が高い、走ったコースまでも記録できるといったアドバンテージがある。

ForeAthlete410はこのGPSの優位性を最大限に活かす数々の機能を搭載しており、また、ジョギングだけでなく自転車や室内でのワークアウトにも使えるようになっている。タッチベゼルによる快適な操作方法、数多くのオプションでシステムアップできる点など、ハイエンドモデルにふさわしい製品だ。

なお、従来モデルである405との比較では、ForeAthlete410は従来のウィークポイントを改善し、完成度を高めたモデルといえる。主な改良点は次の3つだ。GPSの捕捉が格段に早くなるHotFix機能の採用、使用しないときのバッテリー消耗を抑える電源のOFF機能、それに装着感を改善できる布製のリストバンドの付属。ほかにタッチベゼルの感度アップなど、細かい改良も各所に施されている。

わずか60gに機能を満載

本体は見ての通りの腕時計型だ。よく見るとそれなりの厚みがあるし、本体下部が大きく張り出していて、実は意外と大きいことがわかる。しかし、張り出した部分をバンドの一部のように見せるなど、デザイン的な工夫で大きさを感じさせない。しかも重さは60グラムと非常に軽量なので、その大きさにかかわらず装着感は非常に良好だ。落ち着いたデザインなのも好印象。ランニングウォッチにはSF映画の小道具のようなデザインのものが多いが、殆どの人はなるべく目立たないほうがいいと思うだろう。

バッテリーは充電式となっており、1回の充電でトレーニングモードなら8時間、パワーセーブモードなら2週間使える。パワーセーブモードは時計だけを表示するので腕時計として使えるのだ。ただし、その機能も必要なければ電源を完全に切ることも可能。また、生活防水となっているので雨に降られたりしても心配ない。

機能としては、本機のみで走行ペース、走行距離、走行コース、それに高度を測定、保存することができる。別売の各種センサーを追加すれば、心拍数や自転車の速度、ケイデンスも測定可能だ。さらに、室内などGPSが受信できない環境でも走行ペースを測定できるフットポッドを使うこともできる。ちなみに各種センサーはANT+規格なので、純正オプション以外でもANT+規格品であれば使用可能だ。

自転車の速度、ケイデンスが測定できるのはForeAthlete410の大きな特徴といえるだろう。ランニングウォッチとしては高めの価格帯に入る本機だが、自転車にも使えるとなれば非常に安いといえる。本機では単に速度、ケイデンスセンサーが使えるだけでなく、トレーニングモードを「自転車」に切り替えることでサイクルコンピュータと遜色ない機能を使うことができる。

ForeAthlete410の大きな特徴として特筆しなければならないのが、その独特な操作方法だ。本体横に2個のボタンがあるが、下位モデルのForeAthlete210でも4個のボタンがあることを考えると、これはいかにも少ない。実は、ForeAthlete410はタッチベゼルというセンサーを搭載しており、ベゼル部分を指で触ったり撫でることで操作するのだ。以前のモデルでは本体が濡れると感度が落ちるといった問題もあったが、本機では改良され、より使いやすくなっている。

もうひとつ、これも特筆すべき機能が、パソコンとのワイヤレス接続だ。本機にはUSB ANT受信機が付属しており、これをパソコンのUSB端子に挿しておけば、本機とパソコンのデータのやり取りがワイヤレスで行える。GARMINではランニングウォッチやサイクルコンピュータのデータを保存したり共有できるネット上のサービス、GARMINコネクトを提供しているが、このGARMINコネクトへも完全に自動でアップロードが可能だ。

《山田正昭》

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