[次世代自動車産業展11]米沢の高校生、2年がかりでEVを完成

自動車 ビジネス 国内マーケット
次世代自動車産業展11
次世代自動車産業展11 全 3 枚 拡大写真

米沢工業高校は「次世代自動車産業展2011」(15~17日)に、生徒が製作した電気自動車(EV)を出展。来場者の注目を浴びていた。

【画像全3枚】

「製作を始めてからナンバーをとるまで2年ちょっとかかりました。その間、携わった生徒は延べ50人ぐらいになると思います」と製作者である生徒は話す。

まず生徒のデザインをもとに、設計、原型を製作。旋盤、フライス盤などを駆使しながら各部品を加工。そして、スチールパイプを組み合わせて車体フレームをつくりあげるなど、文字通り高校生が試行錯誤しながら製作した。もちろん製作過程では、地元企業から様々なサポートを受けたという。

そして、完成したときには、製作者自ら校庭を走ってみた。「狭いので20km/hぐらいでしか走れませんでしたが、ちょっと怖かった」そうだが、納得できなかった部分もあったとのこと。「車体が重たいので、軽くして燃費をよくしていく必要がある。それにパソコンを積んでいるので、テレビやネットにつなげられるようになるといい」と話し、後輩がそれを解決していることを願っていた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  2. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  5. 「GRカローラのライバルに」インプレッサSTIの系譜、復活なるか? スバル『パフォーマンスB STI』公開にSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る