スズキ鈴木専務「今期はアジアで積極的な設備投資を行う」

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タイ工場
タイ工場 全 3 枚 拡大写真

スズキは23日、2012年3月期業績見通しについての会見を行った。その席上、鈴木俊宏取締役専務役員は「インド、タイ、インドネシアなどの成長市場を中心に今期2100億円の設備投資を行う」と述べた。

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インドではマルチ・スズキで第2工場を今年の秋に稼働させ、さらに第3工場を来年秋に稼働させる予定。タイでも来年3月に四輪車の生産を開始する。そして、インドネシアについては拡大する市場に対応するため、四輪車の増産とエンジン工場の建設を行う。

「インドネシアでは昨年度7万5000台生産したが、10万台の生産できるように増強する。そのために年間10万基の生産能力を持つ工場を来年3月までに立ち上げる」と鈴木専務。総投資額は300億円。

これらの投資により、今期の設備投資額は前期に比べ797億円の増加となり、アジアでの生産台数は前期の172万台から130万台増の185万台になる計画だ。

《山田清志》

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