全体相場は反落。前週末の米国市場が、大手ハイテク企業の大幅減益を嫌気し急落。ギリシャ財政問題の再燃に対する警戒感も加わり、主力株を中心に売りが先行した。
薄商いの中、平均株価は前週末比100円40銭安の9578円31銭と反落して終了。自動車株は高安まちまちとなった。
ホンダが20円高の3020円と続伸。日産自動車も1円高の845円と小幅ながら続伸して引けた。日産はこの日の大引け後、2016年度を最終年度とする中期経営計画を発表し、電気自動車を累計150万台販売する方針を明らかにしている。
いすゞ、スズキ、富士重工もしっかり。
一方、トヨタ自動車が75円安の3210円と急反落。マツダ、三菱自動車、日野自動車がさえない。ダイハツは新型車『イース』投入などが評価され、大手外資系証券が目標株価1610円を継続したが、17円安の1315円と5日ぶりに反落している。