サーブ、29億円の融資獲得…生産再開へ前進

自動車 ビジネス 企業動向
サーブ トロールハッタン工場
サーブ トロールハッタン工場 全 6 枚 拡大写真
経営不安定状態が続くスウェーデンの名門自動車メーカー、サーブ。同社を巡る動きが慌ただしい。今度は投資ファンドから、融資を受けることが決定した。

これは29日、サーブの親会社のスウェディッシュオートモービル(旧スパイカーカーズ)が発表したもの。それによると、ジェミニ投資ファンドリミテッドとの間で、2500万ユーロ(約29億円)の転換ブリッジローン契約を締結したという。

スウェディッシュオートモービルとサーブは、この融資をサプライヤーへの部品代金支払いに充て、現在操業を停止しているトロールハッタン工場の早期再開を目指す構えだ。

スウェディッシュオートモービルのCEOとサーブの会長を務めるビクター・ミュラー氏は、「この数週間で大きな前進を見た。サプライヤーと合意し、生産が再開できることを期待している」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る