マツダ山内社長、15年度には8割超がSKYACTIVに

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ・デミオ
マツダ・デミオ 全 2 枚 拡大写真
マツダの山内孝社長は30日、都内のホテルで開いた新型『デミオ』の発表会見で、2015年度には同社の世界販売車両のうち「8割以上にSKYACTIV技術が搭載される」との見通しを示した。

環境性能を大幅に高める同技術は30日に発売したデミオでは、まずエンジン(アイドリングストップ装置搭載)のみに採用した。秋には『アクセラ』でエンジンとミッションもSKYACTIVに刷新して投入する。

同社は今年度、130万台の世界販売を計画している。山内社長は今年度の同技術搭載車は「1割未満にとどまる」としたものの、中期経営計画の最終年度となる15年度には大幅な拡充を図る方針を表明した。

同社の中期計画では15年度に世界販売を170万台、連結営業利益を1700億円に拡大させる目標を掲げている。山内社長は同技術を「成長へのキードライバー」と位置づけ、「まず国内に投入したデミオでモメンタムをつけ、(同技術の)評価を高めるよう取り組みたい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る