警官のクルマが電柱衝突、事故前に酒と睡眠薬飲む

自動車 社会 社会

3日午後7時20分ごろ、富山県富山市内の県道を走行していた乗用車が電柱や倉庫に衝突する事故を起こした。クルマを運転していたのは富山県警本部・組織犯罪対策課に所属する38歳の巡査部長で、呼気から規制値に満たないアルコール分を検出したという。

富山県警本部によると、現場は富山市新庄町付近。巡査部長の運転するクルマは路外に逸脱して電柱に衝突。バックした際に近くの倉庫建物にも接触したという。

通報を受けて駆けつけた富山中央署員がアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量以下のアルコール分を検出した。

巡査部長は当日が非番にあたり、午後3時ごろから夕方に掛けての間に自宅で焼酎の水割りをグラス3杯飲み、その後に睡眠導入剤を服用して1時間30分ほど仮眠。起床後にクルマを運転し、コンビニエンスストアに向かっている最中に事故を起こした。

調べに対しては「飲んだ量も少なく、大丈夫だと思った」などと供述しているようだ。酒気帯び相当量以下の残留アルコール分ではあったが、警察ではアルコールだけではなく、睡眠導入剤の服用が与える影響も考えられるとして、道路交通法違反(過失建造物損壊)容疑で調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る