北米限定、スポーティな プリウス 登場

自動車 ニューモデル 新型車
プリウス・プラス・パフォーマンス・パッケージ
プリウス・プラス・パフォーマンス・パッケージ 全 11 枚 拡大写真

米国トヨタ自動車販売は6月30日、足回りを強化したスポーティな『プリウス』専用「プラス・パフォーマンス・パッケージ」を北米限定で発売した。

パッケージに含まれるパーツはTRDが開発を担当し、商品化。昨年ラスベガスで開催されたアフターマーケットパーツの見本市「SEMAショー」に参考出品されていた。

エクステリアでは前後バンパースポイラー、サイドスカートとリアデフューザーからなる7ピースのエアロキットと専用エンブレム、215/45R17のタイヤを履く5スポークデザインの17インチ鍛造アルミホイールなどが特徴だ。

サスペンションは前1.1インチ(28mm)、後1.3インチ(33mm)車高が下がるスプリング・キットに高炭素バネ鋼材製のリアスタビライザーが組み合わされ、オフセットが変更されたホイールにより14mmワイドトレッドされたこととの相乗効果により、コーナーリングでのロールを抑え、クイックなハンドリングが実現した。室内には「PLUS」ロゴ入りの専用フロアーマットが敷かれている。

プラス・パフォーマンス・パッケージは、ベースとなるプリウス「Two」「Three」「Four」には3699ドルで、最上級のプリウス「Five」には2999ドルの追加でオーダー可能。ボディカラーはブリザード・パール、クラシック・シルバー・メタリック、ブラック、そしてウィンター・グレー・メタリックの4色から選ぶことができる。

プリウス・プラス・パフォーマンス・パッケージ・モデルは、ベース車両を日本国内で完成させ、米ロングビーチ港で陸揚げ後にパーツを取り付けて完成させる。ニューパッケージは既に7月から生産を開始しており、月間200台程度のペースで半年間に渡って限定生産することを予定している。 

現時点では北米市場で完成車のみの販売で、残念ながら、パッケージ単体での個別パーツの販売予定や、日本国内での発売予定はないとのことだ。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る