富士精工の第1四半期決算…営業黒字化 新興国向け需要増加で

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富士精工が発表した2011年3〜5月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が2億2100万円と黒字となった。前年同期は2300万円の赤字だった。

売上高は前年同期比10.2%増の37億7600万円と増収となった。東日本大震災の影響で、同社の主要な取引先の自動車メーカー各社も生産調整を余儀なくされたが、取引先、仕入先との連携を密にし、震災の影響に対処するとともに、依然としておう盛な需要が続く新興国市場向けの設備投資への対応を強化したことで増収となった。

収益も増収の効果で経常利益は3億0200万円、当期純利益が2億0400万円となった。

通期業績見通しは売上高が同11.0%増の158億7000万円、営業利益が同100.5%増の5億7000万円、経常利益が同52.7%増の8億円、最終利益が同45.2%増の4億7000万円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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