グーグル（Google）は11日、Googleマップの「ストリートビュースペシャルコレクション」に、日本国内の世界遺産や寺社仏閣、行楽地や観光名所など、108か所を追加したことを発表した。
唐招提寺（奈良）、新宿御苑（東京）、八景島シーパラダイス（神奈川）、松本城（長野）、グラバー園（長崎）、道頓堀川 （大阪府）など、日本全国各地のさまざまな場所の様子を新たに見ることが可能となった。今回のリリースにより、日本は世界でも最大級のスペシャルコレクションをもつ国になったとのこと。
「ストリートビュースペシャルコレクション」は、路面と同じように、施設内をストリートビューで見ることができるサービス。約2年前にスタートした。施設側が公開を希望することで掲載され、いままでに世界遺産である京都・二条城や西本願寺などが収録されている。
なお今回のリリースの背景には、3月11日の震災発生直後から、さまざまな形でクライシスレスポンスをはじめとした活動を支援した世界中のGoogle社員の「日本の魅力を世界に伝えたい」「がんばれ日本！」という考えがあるという。
●今回追加された日本の場所一覧108か所（※は世界遺産）
■奈良県 24か所
春日大社（※）、薬師寺 （※）、唐招提寺（※）、金峯山寺（※）、元興寺 （※）、安倍文殊院、長岳寺、中宮寺、大安寺、円成寺、法華寺門跡、法輪寺、慈光院、室生寺、岡寺、霊山寺、西大寺、信貴山朝護孫子寺、橘寺、當麻寺、談山神社、南法華寺、万葉文化館 、万壽ゴルフクラブ
■東京都 16か所
浅草寺、浅草仲見世、浅草神社、隅田川、浅草花やしき、増上寺、柴また帝釈天、湯島天満宮、池上本門寺、根津神社、富岡八幡宮、旧岩崎邸庭園、新宿御苑、代々木公園、日本女子大学、恵泉女学園大学、
■神奈川県 16か所
横浜・八景島シーパラダイス、よこはまコスモワールド、臨港パーク、元町公園、高島中央公園、山手イタリア山庭園、アメリカ山公園、三渓園、国際交流ゾーン、瑞泉寺、箱根湿生花園、鎌倉文学館、横浜熊野神社、慶応大学（湘南藤沢キャンパス）、神奈川工科大学、横浜スタジアム
■千葉県 7か所
成田山新勝寺、千葉大学、国際武道大学市原ぞうの国、館山ファミリーパーク、南房パラダイス、房総のむら
■岡山県 6か所
岡山城、岡山後楽園、近水園、大原美術館、倉敷アイビースクエア、倉敷芸術科学大学
■長野県 6か所
松本城、旧開智学校、松本市歴史の里、アルプス公園、あがたの森公園、信州大学
■兵庫県 6か所
六甲ガーデンテラス、六甲山カンツリーハウス、ホール・オブ・ホールズ六甲、甲南大学、関西学院大学、神戸パインウッズゴルフクラブ
■京都府 4か所
光明寺、錦市場、京都三条会商店街、同志社大学
■愛知県 3か所
日本モンキーパーク、名古屋外国語大学、日本福祉大学
■茨城県 3か所
偕楽園、筑波サーキット、ワイルドダックカントリークラブ
■その他 17か所
道頓堀川 （大阪府）、ハーモニーヒルズゴルフクラブ、ひととのやカントリー倶楽部 （栃木県）、修善寺虹の郷、サイクルスポーツセンター （静岡県）、彦根城、大津カントリークラブ （西コース） （滋賀県）、伊吹山ドライブウェイ （岐阜県）、石見海浜公園 （島根県）、広島大学、広島経済大学 （広島県）、秋吉台自然動物園、サファリランド （山口県） 、のいち動物公園（高知県）、平和公園、グラバー園 （長崎県）、菊池カントリークラブ（熊本県）、オートポリス（大分県）
