ホンダバッジのメルセデスポリスカー?!…中国公安警察

自動車 ビジネス 海外マーケット
高価なメルセデスMクラスをホンダCR-Vに見せるための偽装工作
高価なメルセデスMクラスをホンダCR-Vに見せるための偽装工作 全 2 枚 拡大写真
日本車や欧州車のコピー車が氾濫している中国。今度は中国公安警察に、ホンダのエンブレムを付けたメルセデスベンツが配備されたという。その事情を探ってみると…。

これは中国メディア、『南方都市報』が7日に報じたもの。同メディアが広西チワン族自治区の防城港市の公安警察において、いっぷう変わったメルセデスベンツ車を撮影し、紙面で取り上げたのだ。

このメルセデスベンツは、SUVの『Mクラス』。同公安警察に配備されたばかりの新車だ。しかし、写真をよく見ると、グリルのスリー・ポインテッド・スターが、ホンダのエンブレムに交換されている。

同メディアによると、これは公安警察が税金の無駄遣いをごまかす目的で、施したもの。日本円で1000万円以上するMクラスを、現地では250万円程度のホンダ『CR-V』に見せかけるための、いわば偽装工作なのだという。

この公安の作戦、同メディアが「史上最低の公安警察」の見出しとともに大々的に取り上げたことにより、市民に知れ渡ることになり、非難の的となったのは想像に難くない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. 三菱自動車、次世代技術搭載のコンセプトカー発表へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る