フィスカーのPHVスポーツ、最初のオーナーはあの有名俳優

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フィスカーのプラグインハイブリッドスポーツ カルマ
フィスカーのプラグインハイブリッドスポーツ カルマ 全 2 枚 拡大写真

米国のフィスカーオートモーティブが、7月末からデリバリーを開始するプラグインハイブリッドスポーツ、『カルマ』。同車の最初のオーナーは、あの有名俳優となりそうだ。

これは12日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアによると、カルマの量産第1号車は、俳優のレオナルド・ディカプリオに納車されるという。

レオナルド・ディカプリオといえば、アカデミー賞授与式の会場に、トヨタ『プリウス』で乗り付けるなど、エコカーへの関心が高いことで有名。複数のプリウスの他には、EVスポーツカーのテスラ『ロードスター』も所有している。

カルマは、4ドアの4シーター車。ハイブリッドシステムは「Qドライブ」と呼ばれ、2個の強力なモーター(最大出力403ps、最大トルク132.6kgm)によって、約80kmをゼロエミッション走行できる。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、家庭用コンセントから充電可能だ。

カルマはGMのシボレー『ボルト』と同様に、発電専用エンジンを搭載。バッテリー残量が少なくなると、GM製の直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、最大航続距離は約480kmまで伸びる。

アルミスペースフレームにアルミ複合素材を組み合わせたボディは軽量に仕上げられ、0-100km/h加速6秒、最高速度201km/hの動力性能を実現。SAE(アメリカ自動車技術協会)の測定方式による燃費&CO2排出量の見込み値は、28.57km/リットル、83g/kmだ。米国でのベース価格は、8万8000ドル(約700万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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