ホンダ山田取締役「コジェネ、太陽光は将来、二輪、四輪と並ぶ柱に」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ山田取締役「コジェネ、太陽光は将来、二輪、四輪と並ぶ柱に」
ホンダ山田取締役「コジェネ、太陽光は将来、二輪、四輪と並ぶ柱に」 全 4 枚 拡大写真
ホンダは13日、東京・青山の本社で汎用事業についての説明会を行った。その席上、同事業部担当の山田琢二取締役は、ガスエンジンを使ったコジェネレーションと太陽光パネルのビジネスを将来、二輪と四輪に並ぶ柱にしていく考えを示した。

コジェネと太陽光発電は3月11日の東日本大震災以降、注目を浴び、展示会などでもそれらの製品を出展する企業が増えている。また、それらを設置する家庭も増えているそうだ。説明会に同席した大阪ガスの関係者によると、震災以降、70万円もするコジェネシステムの売れ行きが好調で、今年の目標をすでにクリアしてしまったそうだ。

太陽光発電についても、余剰電力の買い取り制度が本格的に始まれば、「いろいろな業者が電力業に参加しやすくなり、投資回収も早まって、ビジネスとして成り立ちやすくなる。そうすると、うちの製品も増えていく」と山田取締役は見ている。

ホンダのコジェネと太陽光パネルは事業としてはまだ始まったばかりだが、山田取締役は「これから非常に伸びていく分野だと考えている。将来的には二輪、四輪と並んで柱になっていく領域だと思う」と強調する。

そのための研究開発投資も、技術の進化と需要、コストとのバランスを考えながら、積極的にしていくそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る