国土交通省・近畿運輸局は、不正改造車排除強化月間中の街頭検査を実施。同局管内の集計結果を発表した。
6月を「不正改造車排除強化月間」として警察庁、自動車検査独立行政法人などが協力し、街頭検査の実施やユーザーへの指導・啓発などを行い、不正改造車の撲滅に向け、全国的に展開。近畿運輸局管内では街頭検査が75回実施された。
検査台数は2256台と昨年の2591台を下回ったものの、不正改造車の摘発に効果のある深夜、休日等に街頭検査を4回行ったことで、不正改造車97台(前年比51.5%増)、整備不良車6台(前年比70%減)を摘発。62台に対し、整備命令を発令した。
主な不正改造は、窓ガラスの着色フィルムの貼り付けが17台、マフラーの改造が16台、灯火装置の色が12台、タイヤの突出が4台など。