両対面式で初のハイシートベビーカー、生後1か月から…アップリカ

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アップリカ・ソラリア
アップリカ・ソラリア 全 5 枚 拡大写真

アップリカ・チルドレンズプロダクツは、両対面式ベビーカーで初めて、地上50cmのハイシートを実現した『ソラリア(SORARIA)』を、9月中旬より全国のベビー用品専門店・百貨店・アップリカ直営店などで発売する。

昨今、新生児期から使用でき、赤ちゃんを乗せたまま対面式にも背面式にもハンドル切り替えが可能な、両対面式ベビーカーの人気が高まっている。同時に、身体が未熟な乳幼児にとって快適で健康的な環境を提供できる高機能のベビーカーが人気を集め、地表に近いほど高まる熱やホコリといった地接環境悪影響から赤ちゃんを遠ざけることが可能な、地上50cmの「ハイシート」バギーなどがヒットしている。

ソラリアは、生後1か月から使用できる両対面式ベビーカーで初めて、地上50cmの「ハイシート」を採用した。地面からの熱・ホコリを遠ざける「ハイシート」の採用に加え、シート部に通気性の高い「エアーブリーズシート」を使用、地面からの放射熱を跳ね返す「Wサーモメディカルシステム」を背面に設置するなど、3つの機能で夏の暑さから赤ちゃんを守り、快適性を追求した。

2011年3月に首都大学東京とアップリカが共同で実施した実験の結果、大気中の粒子(煤塵)濃度は、地面に近づくほど高まり、地接環境が悪化することが明らかとなった。一般的なベビーカーのシート高38cmでは、ハイシート50cmの高さよりも1〜2割程度粒子濃度が高くなる。

また、地面に近いほど、地面からの放射熱の影響を受けやすいことも明らかとなっており、特に、生後間もない新生児期には、赤ちゃんを取り巻く地接環境に気を使うママ・パパが多いようだ。

一方、昨今両対面式ベビーカーの人気が高まっている。2009年には両対面式ベビーカーとバギータイプのベビーカーの売上比率は6:4でしたが、10年には7:3に変化した(アップリカ調べ)。

産後すぐに職場復帰する女性が増えていることなどから、早い時期から赤ちゃんをベビーカーに乗せて外出する必要性が増し、生後1か月から使用でき、かつ、赤ちゃんの顔を見ながら外出することのできる両対面式ベビーカーのニーズが増していることが一因として考えられる。

そこで、アップリカでは生後1か月から使用できる両対面式ベビーカーで初めて、地上50cmのハイシートを導入した。

ソラリア
●価格:5万2500円
●使用期間:生後1か月から36か月まで
体重15kg以下
●規格:製品安全協会A型SG合格品

《高木啓》

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