居眠り運転が原因か、多重衝突で4人死傷

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17日午前7時55分ごろ、千葉県市原市内の国道16号を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車3台と次々に衝突する事故が起きた。最初に衝突し軽乗用車が大破し、乗っていた2人が死傷した。乗用車を運転していた男性には居眠りの疑いがあるという。

千葉県警・市原署によると、現場は市原市五井海岸付近で片側2車線。乗用車は緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ進入。約50mに渡って逆走し、養老大橋の上を走行していた軽乗用車や大型トラック(タンクローリー)など3台と次々に衝突。結果として4台が関係する多重衝突に発展した。

最初に衝突した軽乗用車はガードレールまで弾き飛ばされて大破。運転していた袖ヶ浦市内に在住する38歳の女性は全身を強打し、収容先の病院で死亡、助手席に同乗していた10歳の男児も頭部強打の重傷を負っている。トラックを運転していた51歳の男性と、逸脱側のクルマを運転していた袖ヶ浦市内に在住する35歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

逸脱車を運転していた男性は調べに対して「何も覚えていない」などと供述しており、警察では居眠り運転が事故の主因とみて、男性の回復を待って自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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