メルセデスベンツ Sクラス 改良、新開発エンジンを搭載

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メルセデスベンツS550ロング
メルセデスベンツS550ロング 全 1 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本は、メルセデスベンツ『Sクラス』を一部改良して7月22日から発売した。

今回の改良では新開発のV型6気筒/V型8気筒直噴エンジンを搭載し、走行性能と燃費経済性、環境適合性を大幅に高めた。

「S350 BlueEFFICIENCY」に搭載される、新開発3.5リットルV型6気筒直噴エンジンは、直噴エンジン技術「BlueDIRECTテクノロジー」を採用。希薄燃焼(リーンバーン)と理論空燃費による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替え、高い燃焼効率と出力・トルクの向上を実現した。

また、7速AT「7G-TRONICプラス」やアイドリングストップ機能「ECOスタートストップ機能」を採用、高速走行から市街地走行まで、燃費経済性、環境適合性を大幅に高めたとしている。S350は同セグメントのガソリンエンジン搭載車として初めてのエコカー減税対象車。

最高出力は306PS、最大トルクが370Nm/3500~5250rpmで、従来モデルと比べて出力で34PSアップ、最大トルクが20Nmアップした。燃費は51%向上し、2010年燃費基準+25%、2009年排出ガス基準75%低減レベルを達成した。

また、「S550 BlueEFFICIENCY」(ロング、4MATICロングを含む)に搭載される新開発V型8気筒エンジンは、排気量を従来の5.5リットルから4.7リットルにダウンサイズ。一方で、綿密な燃料噴射を行なう「ピエゾインジェクター」を用いた「スプレーガイデッド・ガソリン直噴式燃料噴射システム」と1000分の1秒以内に点火スパークを最大4回発生する「マルチスパーク・イグニッション」、「ツインターボチャージャー」など最先端テクノロジーを採用。

最高出力は従来モデルに比べ48psアップの435ps、最大トルクが170Nmアップの700Nmを発揮しながら、燃費は約33%向上した。

価格は、S350 BlueEFFICIENCY(3.5リットルV6直噴)が1065万円。S550 BlueEFFICIENCYロング(5.5リットルV8直噴ツインターボ)が1525万円。

《レスポンス編集部》

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