【ジャカルタモーターショー11】トヨタ、インドネシアの次世代小型車「単独かダイハツ共同かは利幅で考える」

自動車 ニューモデル モーターショー
中央が大西氏
中央が大西氏 全 6 枚 拡大写真

ジャカルタモーターショー11に出展しているトヨタ。

【画像全6枚】

22日に行われたプレスカンファレンスで、トヨタ・モーター・アジア・パシフィック・PTEの大西弘致社長は、インドネシアのエコカー政策に対する環境対応・低価格の小型車ラインアップについて「単独か、ダイハツとの共同で取り組むかは、車両あたりの利幅で判断する」との方向性を示した。

トヨタのインドネシア主力車種は、ダイハツからのOEM供給を受けて販売している『アバンザ』。インドネシア市場で販売する『ラッシュ』もダイハツのOEM製品となっている。

インドネシアでは、燃費や部品の現地調達率を規定するエコカー政策が実施される予定で、適合車種は一定の恩典が受けられるようになる。

トヨタでは、これを小型車のノウハウが蓄積しているダイハツと共同で手がけるか、『エティオス』のような車種を横展開するなど自社内で完結するか、という判断が必要となる。

大西社長は「小型車の利幅は小さいため、より大きな利幅を確保できる車両であることが選択の要素として重要」と述べた。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EVミニカー「アーバントライカー」、ドア付きの3色を発売 価格は132万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  4. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る