トヨタ自動車が発表した2011年上半期(1〜6月)の生産・国内販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同期比23.3%減の298万1420台となった。
国内生産は同38.0%減の105万8012台と2年ぶりにマイナスとなった。東日本大震災の影響で、部品が不足し、減産を余儀なくされた。
国内販売は同41.3%減の50万0638台と2年ぶりにマイナスとなった。除軽市場のシェアは7.7ポイントダウンの41.8%にとどまった。
輸出は同31.3%減の59万5706台と2年ぶりにマイナスとなった。北米、中南米、アジア、オセアニア、中近東、アフリカ向けが減少した。
海外生産は同11.7%減の192万3408台と2年ぶりのマイナス。震災による部品不足は海外工場にも波及し、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、中南米、北米で生産が減少した。