日産田川執行役員、円高「輸入部品の採用や車両の輸入などで対応

自動車 ビジネス 企業動向
日産田川執行役員
日産田川執行役員 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の田川丈二執行役員は27日、2011年度第1四半期決算の会見で、「円高による550億円のマイナス要因がなければ、2割以上の営業増益になる。為替によって、減益に追い込まれたことは残念でならない」と述べた。

1ドル=70円台の為替相場には非常に頭を悩ましており、「輸入部品の採用、車両の輸入、現地生産の促進、さらなる原価低減とありとあらゆる対応をしている」と田川執行役員。しかし、現在の為替水準は異常で、「個別企業の努力では克服できる状況ではなくなってきている」と強調した。

田川執行役員は国内生産に関して、年間100万台体制を維持することを改めて表明したが、今のような円高が続くと、最終的には国内の雇用に影響すると危惧していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日本発の高性能EV『アウル』、最高速438.7km/hを記録…世界最速の電動ハイパーカーに
  2. HKSからGT-R、86/BRZ、GRスープラ用フロアマットがリニューアルされて販売開始
  3. トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティブな仕様[詳細画像]
  4. [15秒でわかる]エンジンマウント交換で車のフィーリング劇的変化
  5. トヨタ『ヤリス』次期型は2025年末登場か、ハンマーヘッド&新エンジン搭載でスポーティ感アップ!?
  6. 【BMW 320d ツーリング 新型試乗】10年経っても一線級、乗用ディーゼルが生き残る術はないのか?…中村孝仁
  7. 新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
  8. じ~ん。ポルシェを手に入れた瞬間の幸福
  9. [音のプロが推す“超納得”スタートプラン]純正高級オプションシステムの音を良くしたいなら「アンプDSP」がお薦め!
  10. アルピーヌ初のEV、コンパクトハッチ『A290』欧州発表…220馬力モーター搭載
ランキングをもっと見る