米国市場の急落など海外株安、円高を嫌気し、輸出関連株に売りが先行。この流れが波及し、幅広い銘柄が下落した。
平均株価は前日比145円84銭安の9901円35銭と続落し、19日以来の1万円割れ。1ドル=77円台後半で円相場が高止まりしたことが売りを誘い、自動車株は全面安となった。
トヨタ自動車が70円安の3185円、ホンダが60円安の3085円と続落した。日産自動車も利益確定の売りに押され、18円安の830円と続落した。
なお、大手外資系証券では、大手3社中で日産を最も高く評価。目標株価1100円を維持している。野村証券は目標株価1250円を継続。