26日午前1時40分ごろ、埼玉県富士見市内の国道254号で、車道に倒れていた50歳の男性が進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた39歳の男を逮捕している。
埼玉県警・東入間署によると、現場は富士見市下南畑付近で片側2車線の直線区間。50歳の男性は自転車で路肩を走行していたとみられるが、なんらかの原因で転倒。直後に進行してきた乗用車にはねられたものとみられる。
男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた川越市内に在住する39歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
調べに対して男は「車道に倒れている人を見つけ、ブレーキを掛けたが間に合わずに衝突した」などと供述しているようだ。警察では男性の自転車が単独転倒したのか、他車との接触が原因なのかについても調べを進める方針だ。