飲酒運転の発覚恐れて同乗者を見捨てた男、自動車運転過失で起訴

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7月上旬、新潟県燕市内でパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が路外に逸脱。横転中破して同乗者1人を死亡させたとして、自動車運転過失致死などの容疑で逮捕された48歳の男について、新潟地検三条支部は7月28日、同罪で起訴した。

問題の事故は2011年7月8日の午前0時10分ごろ発生した。新潟県警・三条署員が燕市佐渡付近の市道をパトロールしていたところ、蛇行を繰り返す不審な乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはヘッドライトを消した状態で約1kmに渡って逃走した。

クルマは燕市佐渡付近で緩やかなカーブを曲がり切れずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げた弾みで横転し、さらに民家の塀に突っ込んだ。運転者と同乗者1人は徒歩で逃走。自力で脱出できなかった46歳の男性が死亡している。

運転していた48歳の男は自宅に戻っていたところを発見され、同日午前に自動車運転過失致死と道路交通法違反(事故不申告)容疑で逮捕。後の調べで飲酒運転の発覚を恐れて逃走していたことが判明しており、検察は同罪での起訴を決めた。

《石田真一》

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