日本板硝子が発表した2011年4〜6月期の通期連結決算は、営業利益が前年同期比43.6%減の36億1500万円と大幅減益となった。
売上高は同2.0%減の1451億6200万円と減収だった。建築用ガラスは安定的に推移したが自動車用ガラスが東日本大震災による需要減少で影響を受けた。
収益では、震災の影響で自動車用ガラスの営業利益が27億円の減益となったことなどから経常利益が同40.0%減の18億7900万円と減益だった。
当期純利益は同40.0%減の18億9000万円だった。
通期連結業績見通しは前回予想を据え置いた。