富士火災の第1四半期決算…純利益は2.2倍増の40億円

自動車 ビジネス 企業動向

富士火災海上保険が5日発表した2011年4~6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍増の40億円となった。

一般企業の売上高にあたる正味収入保険料は、個人分野が伸びて火災保険は増収となったものの、主力の自動車保険が新車販売台数の減少が響いて落ち込んだことなどから、同2.8%減の649億円だった。

その一方で異常危険準備金取崩の増加や、コスト削減、賞与支給時期の変更などによる事業費減少などが寄与し、増益となった。

また第1四半期の東日本大地震の発生保険金(富士火災単体ベース)は家計地震で309億円となったが、全額を責任準備金から取り崩すため、損益への影響は無いとしている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る