完璧を求めることを止めるタイミング

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 映画監督のピータージャクソンは、最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の撮影後に行なった編集作業で、「やりすぎ」ないよう自身を抑制しなければいけなかったようだ。

 スティーブン・スピルバーグにとって3年振りの監督作品となる今作品にプロデューサーとして参加しているピーターは、CGIを好きなように利用できたことに満足している一方で、各シーンでの完璧さを求めることを止めるタイミングを見極めるのは難しかったと語った。「その日思いつかなかったアングルをやり直すことが可能なんだ。でもそれは良い点でも悪い点でもあるね」「実写映画として扱おうとして、難しいシーンではどんどんやり過ぎちゃうんだけど、時々自分自身をどうすることも出来なくなるんだ。潮時ってものを知る必要があるんだよ」

 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は50人のスタッフによって、わずか32日間で撮影された。撮影が天気に左右されないため、モーションキャプチャ・サウンドステージを使用することは簡単な作業だったと、ピーターはスーパーヒーロー・タイプに語っている。「実写映画を撮ろうとしたら何百人ものスタッフや俳優が必要だし、ニュージーランドで撮影した時がそうだったんだけど、雲に覆われたり雨が降ってきたりしたら、ただ座って天気が回復するのを待たなくちゃいけない。それに、すごい費用が掛かるしね」「まあ、CG映画が実写映画より安いわけじゃないけどね。本当さ」

 『タンタンの冒険/ユニコーンの秘密』は日本では2011年12月1日から公開される。公式サイトでは予告編が公開されている。

わずか32日間で撮影!『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』

《編集部@RBB TODAY》

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