日本科学未来館では、iPadアプリ「地球マテリアルブック デザイン×科学のダイアローグ」をApp Storeにて無料公開している。
同アプリは、科学者とデザイナーの対話から生まれた電子書籍アプリで、同館初のiPadコンテンツとなるという。2010年に実施された、木やプラスチック、金属という素材をテーマに、デザイナーと科学者それぞれが「正しいモノづくり」を探求していくプロジェクト「デザイン×科学 地球マテリアル会議」の内容をもとに、東京藝術大学美術学部デザイン科とのコラボレーションにより開発されている。
アプリは、マテリアルの基本概念を伝えるアニメーション、科学者の話をもとに「金属」「プラスチック」「木」のこれからの使い方を紹介する解説部、およびデザイナーの作品をまとめた「エキシビション」がメインコンテンツ。魅力的なヴィジュアルと最新のデータで、地球スケールの「大きな時間」のモノづくりを提案し、「地球が生み出すマテリアルとは何か」を再確認できる内容となっている。