フタバ産業が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業損益が12億2400万円の赤字に転落した。前年同期は28億2000万円の黒字だった。
売上高は前年同期比25.9%減の700億9700万円と大幅減収となった。東日本大震災の影響で自動車メーカー各社の生産が停止・縮小したことが大きく影響した。セグメント別では、日本、北米、欧州、アジアとも減収となった。
損益は減収や為替差損などの影響で経常損益は18億0400万円の赤字だった。
当期損益は28億1800万円の赤字だった。
通期連結業績見通しは自動車メーカーの生産復旧が予想よりも早まることから上方修正した。売上高は前回予想よりも100億円増の3700億円となる見通し。経常利益も11億円増の85億円、当期純利益が13億円増の39億円となる見通し。