青の縞シャツ、重い荷物をテキパキと

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「佐川萌え」に迫る!イケメン佐川マンに突撃インタビュー
「佐川萌え」に迫る!イケメン佐川マンに突撃インタビュー 全 9 枚 拡大写真

最近ちらほらと私の耳に入ってくる「佐川萌え」という言葉。青い縞シャツに身を包んで爽やかに仕事をこなす佐川急便のドライバーに萌えてしまうことを指すらしいですよ。雑誌で特集されていたり、ネット上でコミュニティが作られていたりと、中々の盛り上がりぶりです。

以前マツコ・デラックスがとあるテレビ番組で「佐川急便のドライバーさんと少しでも長くお話しするために荷物はあえて着払いにしているのよ~」と言っていたらしいですが、あの毒舌のマツコ・デラックスさえもおちいってしまった「佐川萌え」!

そう言われてみると、佐川急便のドライバーさんはみなさん爽やかなイメージ!青の縞シャツに身を包んで、重い荷物をテキパキと運ぶ姿は、たしかに「萌え」かも!?

会いたい人に会って話を聞けるのが記者の特権です。というわけで、今回はそんな「佐川萌え」に迫るべく、佐川急便さんにお邪魔してきました!

せっかくなので、私も「佐川萌え」を体験してみたいのですが…とわがままを申してみると、3名のイケメンドライバーさんをご用意してくださいました。テンション上がりますよ!

■「お客様とドライバーという関係である前に、人としての交流を」

テレビ番組から火がついて、突如として巷で「佐川萌え」が話題になったわけですが、ドライバー歴4年の佐藤優さん(28)は、「単純にうれしいです。見た目だけじゃなくて、仕事面で萌えポイントがあるのが一番うれしいです」とコメント。

そうおっしゃる佐藤さんは、キリッとした端正なお顔立ちに身長もスラッと高く、まるでメンズノンノに出てきそうなナイスガイ。それでいてとっても気さくで、お仕事への真摯な姿勢もビシビシと伝わってきます。

「忙しいときや落ち込んでいるときほど落ち着いて、一呼吸おいて、いつも同じ笑顔でいられるよう心がけています。お客様に自分の名前を覚えてもらえたり、世間話とかも弾むようになったらうれしいですね。お客様と仲良くなれないとお荷物も出してもらえないですから(佐藤さん)」

でも、今では仲良しのお客様も最初はまったくの初対面。一から信頼関係を築いていくのは大変そうですが…。

佐川のドライバーになってまだ半年のルーキー小田亮介さん(25)は、「自分はまだ入社して半年で、先輩のように仕事面で信頼を勝ち取ることはまだ難しい部分もあるので、笑顔でいることでお客様が親しみやすい環境を自分で作っていくようにしています。『この人は声をかけやすい』という環境を作れば、自然にお客様と交流が持てるようになると思うので、どんなことがあっても常に笑顔でいることは心がけています」と初々しく答えてくれました。

言葉どおり笑顔のはじける小田さんは、いるだけでその場がパーッと明るくなるようなクラスの人気者タイプ。高校時代は野球で甲子園に出場、その後はボーカルとしてテレビに出演するなど多彩な経歴をお持ちです。ドライバー業務の中でもお客様から差し入れをもらうことは日常茶飯事で、誕生日プレゼントをもらったこともあるそう。入社半年ですでにモテモテですね~!

「モテているかは分かりませんが、お客様とドライバーという関係である前に、人として交流を持てるのが本当にうれしいですね(小田さん)」

謙虚ですね~。これ重要です。その人の本当の魅力って褒められたときの反応にこそ表れると思うんですよね。自分を過大評価せず、かといって過小評価もせず、自然体で受けとめている。そんな小田さんの謙虚さも、親しみやすさという魅力となって伝わって、周りに人が集まってくるんじゃないでしょうか?

■実年齢より若く見える!?佐川のドライバー

さて、いつも爽やかな笑顔で世の女性たちを癒してくれるドライバーさんですが、ご自身が仕事で充実感を感じるのはどんなときなのでしょう?

ドライバー歴7年と3人の中で一番経歴の長い八代匡史さん(26)は、「たとえば、『どうしても明日のこの時間までにこのお荷物を届けたい』というお客さまに対して、自分で出来る限りの努力をした結果、お荷物が間に合ったときですね。翌日お客様から『昨日は本当に助かったよ。ありがとう』と言われたりするとうれしく感じます」。

3月の東日本大震災後は東北で救援物資を運んでいたという八代さんは、まさに困ったときに助けてくれそうな温かい雰囲気をお持ちのドライバーさん。そして「自分のアピールポイントは?」という質問に、「背中!」と即答してくれた「背中で魅せる男」でもあります!

背中フェチの女性って意外と多いんですよねー。腹筋や腕立てで鍛えている男性はけっこういると思うのですが、案外忘れられているのが背中。だって、背中が凛々しく堂々としていると、頼れそうじゃないですか!ソフトマッチョ好きな私としては、適度に筋肉がついて引き締まった背中はかなりポイント高いです!

「この仕事は体を動かしているせいもあって実年齢よりも若く見えるドライバーが多いんです。だから、自分も年を重ねても若々しくいたいですね(八代さん)」

■「街ですれ違う全ての人がお客さま」

 さてこうやってお話を聞いていると、みなさんの佐川マンとしてのこだわりをヒシヒシと感じるんですが、佐川ではどのような研修を受けるのでしょう?

「入社するとまず新入社員基礎研修という二泊三日の合宿があります。研修は体育会系で、大きな声を出したり、覚えなくてはいけないこともたくさんあって、本当にできるのかな?という不安の中でやっていました(小田さん)」

「たとえば、講師をお客様に見立てて営業に行くというシチュエーションでロールプレイングを行うのですが、とにかく全身で『私にお荷物を預けて下さい!』という熱意をぶつけないとクリアできないんです(佐藤さん)」

なんだか佐川マンへの道のりはとっても大変そうですが…。

広報部の山口さんにもお話を聞いてみました。どうしてそこまで厳しい研修を行うのでしょうか?

「たしかに研修は厳しい面もありますが、それをクリアすることによって、現場に出たときに、お客様のために何かしてあげたいという一歩を踏み出す力になるんです。相手の喜びを自分の喜びに変えられるようになるんですね」。

「目標は高すぎるとみんな挫折しちゃう。だから、がんばれば手の届く目標を設定して、そこに到達するための努力とクリアした時の喜びを味わってもらうんです。そうすると一歩踏み出す勇気と力が身に付くんです」。

なるほど。体育会系な研修の裏には、新人さんを温かい目で見守る会社の愛情がつまっているというわけですね。この研修とその後のOJTを通して、チームワークや助け合いの絆が生まれ、みなさんの爽やかさの源である「佐川イズム」が継承されていくのだそうです。

また同じく広報担当の小泉さんに佐川の「理想のドライバー」について聞いてみました!

「佐川急便では、取引のある無しに関わらず、街ですれ違う全ての方がお客さまという考えで日々仕事をしています。単にお荷物をお届けするのではなく、まごころも一緒にお届けしています。地域の結びつきや近所づきあいなどが希薄になっているこの世の中で、『困った時に助けてくれる町のヒーロー』のようなドライバーが理想ですね」。

これまでもドライバーさんが、道ばたで立ち往生している高齢の方をおぶって目的地まで連れて行っていったり、たまたま居合わせた窃盗犯を捕まえて警察に表彰されたりということもあったそうです。

さらに中には、取引先の会社の社員旅行に誘われたり、草野球チームに勧誘されるなど、公私にわたってお付き合いが続くほどの関係を構築しているドライバーさんもいるそうで、その愛されぶりが伺えます。

連日の暑さにやられ、夏バテ気味の福島でしたが、今日はドライバーさんたちの爽やかオーラにすっかり癒されてしまいました。

佐川急便のドライバーのみなさん、これからも働く女性たちを、爽やかな笑顔で癒してくださいね。

【物欲乙女日記(佐川急便編)】噂の「佐川萌え」に迫る! イケメン佐川マンに突撃インタビュー

《福島凛香@RBB TODAY》

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