F1界を仕切る大御所として知られるバーニー・エクレストン氏。同氏が、FIA(国際自動車連盟)が2014年に導入予定の新レギュレーションに異議を唱えた。
すでに公表されているように、2014年シーズンからのF1は、2.4リットルV8から1.6リットルV6にエンジンを変更。さらにピットレーンにおいては、エンジンを使わず(燃料供給も停止)、走行しなければならないと定められた。
これに対して5日、英国の『Daily Express』の電子版は、バーニー・エクレストン氏の「F1にEVモードは向いていない。それは、バレエダンサーがスニーカーを履いて踊るようなもの」とのコメントを紹介した。
エクレストン氏はEVモードに反対の理由として、「マシンの接近に気づかないピットクルーが、事故で命を落とす危険がある」と語っている。