極東開発工業が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業損益が2億0400万円の赤字となった。前年同期は2億6000万円の赤字で、赤字幅は改善した。
売上高は前年同期比4.5%減の115億8200万円と減収となった。主力の特装車事業は、東日本大震災の影響により4月から5月にかけてトラックの供給が困難な状況が継続したことから売上げが減少した。
収益では、販売費・一般管理費の減少したことから、経常損益は1億4000万円の赤字と赤字幅は縮小した。当期損益は2億7000万円の黒字に転換した。
東日本大震災の影響で公表を見送っていた通期業績見通しは売上高が同6.6%増の615億円、営業利益が同42.2%増の17億円、経常利益が同43.9%増の18億円、当期純利益が同70.0%増の15億円となる見通しを公表した。