高速道路を走行中のバス炎上、劣化と高温が原因か

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8日午前10時ごろ、静岡県浜松市東区内の東名高速道路上り線で、走行中の大型観光バスから出火。車体後部が半焼する事故が起きた。乗客乗員27人は延焼前に車外へ脱出しており、負傷者は出なかった。

静岡県警・高速隊によると、現場は浜松市東区有玉南町付近で片側2車線の直線区間。バスは茨城県内の観光会社が所有するもので、1994年に製造されている。アクセルを踏んでもパワーが上がらなくなり、運転手がミラーを見たところ、エンジンルームから黒煙が上がっていることを確認。現場近くにある浜松北バス停に停車した直後、出火したという。

地元消防が消火作業を行ったが、エンジンルームのある車体後部を半焼。バスには中部国際空港(愛知県常滑市)から富士山観光に向かう中国人観光客24人が乗車。延焼前に運転手と添乗員が車外へ誘導し、ケガはなかった。

警察では電装系の劣化か、高温下での走行でエンジン自体から出火したものとみて、消防とともに車両の検証を進めている。

《石田真一》

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